定跡書を選ぶコツ
将棋には定跡というものがあります。
定跡とは戦法の指し方の地図のようなもので、研究によってこの手が最善だと言われる手順のことです。
この定跡手順を紹介した本のことを定跡書といいます。
ここでは初心者が定跡書を購入するに当たっての注意点や、上達に役立つ読み方のコツを紹介します。
あなたが指す戦法の定跡書を選ぶ
当たり前のことかもしれませんが、あなたの指す戦法の本を選ぶようにしましょう。
頻繁に指す戦法であれば本の読み込みも早いですし、その分勝率もアップしていきます。
指す機会のない定跡書を読んでも勉強にはなりますが、実際の対局に似たような局面がでないので勉強の効率は落ちます。
読むときは将棋盤に並べよう
定跡書は図面が施されているので、慣れれば頭の中だけでイメージ出来ます。
が、いきなりそんなことできません。
頭の中がぐちゃぐちゃになるだけです。
むしろそれができたら初心者じゃないです。
このサイト読まなくていいレベルです(笑)
初心者が上達するには、実際に将棋盤を使って並べた方が効果的です。
実際に目で見て指で動かすことにより、目と体の両方に定跡を覚えこませる効果が期待できます。
初心者はまず盤と駒を使って並べることを意識しましょう。
何度も読み返す
一度読んだだけで定跡書を理解するのは難しいです。
実戦とともに何度も定跡書を読むのが上達する上で大事になってきます。
一度読んで満足するのではなく、その本をボロボロにするくらいの気持ちで読み返しましょう。