カニ囲いの特徴と手順

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カニ囲いの特徴

カニ囲いの画像

カニ囲いは相居飛車でよく使われ、急戦矢倉や矢倉に組む途中で現れます。

 

囲いよりも攻めを優先した結果、カニ囲いのまま戦うというのが多い印象です。

 

ちなみに名前の由来ですが、玉の上にある金がカニのはさみに見えるからとのこと。

 

 

横からの攻めが弱点

 

上部からの攻めにはある程度耐えられますが、玉の横がスカスカなので飛車打ちに弱いのが特徴です。

 

飛車打ちでいきなり王手をもらってしまい、右の桂や香を無条件で取られて竜ができる展開は最悪です。

 

しかも角が壁になっているので追い詰められたときに逃げ場が無いのも痛いです。
角がいない場合は△8八歩とされて陣形を乱される手も生じます。

 

相手の持ち駒に飛車が入ると一気に寄せられる可能性があるので、飛車が捕獲されないよう細心の注意を払いましょう。

 

 

飛車打ちの弱点をカバーするために右の金を5九に移動させ、スカスカの玉の脇を締める駒組みもあります。
しかし、その場合は5筋6筋方面の守りが薄くるので、相手からの上部の攻めに対応しづらくなるデメリットがあります。

 

 

カニ囲いの手順

 

初手から

 

▲7六歩△8四歩▲6八銀△3四歩▲6六歩△6二銀▲5六歩△5四歩▲4八銀△4二銀▲5八金右△3二金▲7八金△4一玉▲6九玉 まで

 

カニ囲いの手順

 

カニ囲いは矢倉を目指す途中に現れる囲いなので、矢倉を指す場合は必ずと言っていいほど経由します。

 

上の手順では先手は角道を止めて矢倉に囲っての持久戦を目指していますが、角道が開いている後手は急戦と持久戦両方を選ぶことができます。

 

 

先手としては急戦を仕掛けられた時に対応する必要があるので、カニ囲いを作って隙を見せず切り抜けようという考えが矢倉戦の背景にあります。

 

 

カニ囲いの作り方で重要なポイントは、玉を6九の位置に寄せることです。

 

居玉のままだと角で王手されるので、何かのときに流れ弾にあたる可能性があります。
たった一路寄ることによって角での王手を避けることが出来、場合によっては7九の位置に更に深く囲う展開も望めます。

 

ただでさえ堅い囲いとは言えないので、せめて玉の位置だけでも安全なところに移動させましょう。

 

 

カニ囲いの総合評価

カニ囲いの総合評価

 

矢倉模様の将棋で使われることが多いので、居飛車党同士の対局でよく目にすることが多いです。

 

このままでも戦うことは出来ますが、矢倉や雁木に組み替えることもできます。
状況に応じて適切な手を選びましょう。

 

あと、対振り飛車には不向きです。玉の横ががら空きですからね。
横から攻めてくる振り飛車相手には分が悪すぎます。

 

 

舟囲いの特徴と手順


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