上達のコツは継続すること
将棋が強い人ならその人独自の上達法が1つや2つあることでしょう。
自分なりにコツをつかみ、独自に工夫を重ねているわけですね。
そんな強い人たちに共通することといえば、少しだけでもいいので毎日将棋の勉強をしていることです。
5分間だけ詰め将棋を解いたり隙間時間に次の一手を解いたりなど、とにかく何かしらの形で将棋に触れています。
将棋は勉強すればするほど上達しますが、逆にやらない期間が増えるとガクッと弱くなってしまいます。
このガクッと下がる範囲は人それぞれなので、あまり下がらない人もいるかもしれません。
が、将棋から離れる期間が長いほど、確実に実力は下がるものと考えていいでしょう。
それを防ぐ唯一の方法は、できるだけ毎日将棋に触れることです。
毎日将棋に触れることで感覚が鈍るのを防ぎつつ、定跡や手筋の記憶をより濃く覚えることが出来ます。
毎日多くの時間を将棋に使える人は少ないと思いますが、空いた時間を駆使してできることをやってみましょう。
1日の時間を見返してみると意外にに空いた時間は見つかります。
見つからなければ時間を作るよう工夫しましょう。
テレビを見る時間を30分削る。
シャワーの時間を5分短くする。
いつもより10分速く起きる。
このようにするだけで45分の時間を作れます。
45分もあれば1局は対局できますよね。
また、隙間時間を活用するのもおススメです。
例えば、移動の時間に詰め将棋を解く。
パソコンの起動時間の間に次の一手を解く。
1日でみればわずかな時間の勉強でも、これが1週間、1ヶ月と続くとかなりの勉強量になります。